$三晃金属工業 (1972.JP)$ が後場急騰。同社は25日15時、26.3期通期の営業利益予想を37.5億円(前期比8.8%減)に、年間配当予想を345円(前期は380円)にすると発表した。
初任給の引き上げを含む給与水準の改定などに伴う労務費の増加、新規設備投資に伴う減価償却費の増加などコストの上昇を見込み、増収減益の見通し。
25.3期通期の連結営業利益は41.1億円(前の期比10.8%増)だった。会社計画の38.7億円から上振れた。工事量の増加、工事原価管理強化による原価低減などが寄与した。また、25.3期の期末配当予想を従来予想の350円から380円(前の期末は200円)に引き上げた。
なお株価は、前期の計画上振れや増配が好感され、買いが優勢となっている。